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川越高校バドミントン部の心得
●1・2年生(3年生が引退後の1年生)は最低でも部活開始30分前に体
育館にきて準備を始める。3年生(3年生が引退後の2年生)は20分前。
5分以上の遅刻者は、練習前に筋トレや外周など課せられたメニューをこ
なさなければコートに入れない。(特別な理由がある場合は免除するがど
のような場合でも顧問や部長にしっかりと連絡することを原則とする)
●部長の掛け声への返事もしっかりする。また先生や先輩などの話はしっか
り聞き、その態度を示すためにもアドバイスなどに対し返事をする。
●体操・ストレッチの時は私語は厳禁。体操・ストレッチは練習を支える一
番の土台であり、練習以上に欠かせないものであるという意識をもつ。
●練習中に部活以外のことの会話は慎む。体育館に入った時点から少しず
つ頭を切り替えて、部活に集中できるような状態で練習に臨むこと。
●練習のコートに入れない時間は、応援・アドバイス・コート外練習に費す
こと。
●練習中、上級生はなるべく下級生の練習を見てアドバイスをする。逆に下
級生も上級生の練習を見たりして、技術を盗んだり教わったりする。
●言うまでもないが、練習中に掛け声をかける。そうして、周りはもちろん
自分自身の士気も高める。
●練習時の試合において、線審は先に自分のコートに入った選手を応援する。
そうすることで、コートの周りに見られていることを自覚させる。また大
会においての敵の応援者によるストレスやプレッシャーに耐えられるよう
にし、より意味のある試合にする。
●試合後は勝敗・ランクにかかわらず、すぐに相手の先輩または審判などで
試合を見てくれた先輩にアドバイスをもらいにいく。その後先生などにア
ドバイスをもらいにいく。
●たとえ、練習を休む場合でも、平日などで可能な場合は一度体育館に顔を
出し、部長に連絡する。ケガをした場合でも最低限できることを考え、な
るべく練習に参加する。
●練習の場合でも相手に関わらす本気で試合に臨む。どんな相手であっても
試合の意味をゼロにしてはならない。
●大会の時、他のどの高校にも負けない勢いの応援をする。また選手は応援
してくれた者への感謝の気持ちを忘れてはならない。
●大会の時、川高の生徒の試合が入っている間、荷物番以外は自分たちの
ベンチにいてはならない。買い出し等も大会の進行をよく見て、試合が入
らない間に済ませる。
●荷物番は試合を見ることよりも自分の役目を果たすこと。
●部員同士は部活以外で会った時も挨拶をする。
●部に対する不満や疑問は集合した際などにはっきりと言う。部の悪い部
分に目を瞑るようなことは決してしてはならず、必要ならば全員でミー
ティングを行い、それらをみんなが納得できるよう話し合う。
●来客者(先輩やラケットショップの方など)には常に感謝の気持ちを忘
れないこと。
以 上
※以上は、2004年度の主将の武田慎也さんが作成したものです。
現段階では以上だが、必要ならばみんなで話し合ってさらに項目を増やしていって欲しい。
また、これらが義務的になるようなことは絶対にあってはならない。項目が少し多いが、
当たり前のことしか書いておらず、志が高ければ自然とできることばかりなので、無意識に
実績できるようにしなくてはならないはずである。このように少し重い書き方をしたが、この部
の一番良いところは、初心者・経験者、上級生・下級生を問わずみんなで作り上げていける所
にあるのだと思うから、その根っこの部分を決して失ってはならない。部内の小競り合いなど
もってのほかで、もしそのような事態になったときは、意地を張ったりせずに、素直に謝って、
またやり直せばいいと思う。うちの部は人数が多いせいもあってか、個人個人の部員としての
意識が低い傾向にある。俺だけならみんなとうまくいってなくても部に影響はないだろうなどと
考えてしまっている者がいるだろう。しかし、個人が集まって部になるのだから、どこかが崩れて
しまったら部全体の歯車も噛み合わなくなってしまうと思う。だから、たくさんの先輩達の必死
の努力や苦労によって作り続けられてきた部の伝統の上に自分は今立っているのだということ
を忘れずに、いつまでもこのバドミントン部の、他の部にない素晴らしい雰囲気を作り続けて欲
しい。この紙がどうなるかはわからない。もしかしたら明日破り捨てられるかもしれない。あるい
は川高がある限りずっと継承されていくかもしれない。大した内容もなく、下手な文章ではある
けれど、僕は後者を望む。実際にはこの紙の行方などどうでもいいことなのかもしれない。だが、
僕はこの紙がどうなろうと僕だちが引退した十年、二十年百年後、もしこの体育館に帰ってくる
機会があったその時に、たくさんの部員が元気を出して活動していて、自分の現役時代が思い
出せるような部であったら最高だと思う。
2004度主将 武田慎也
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