2002:「部旗」の寄贈
 
   
  2002年(平成14年)のOB総会にて、現役生の活躍と健闘を祈念して、「部旗」を作ることが決定されました。当初は120×180cm(30,000円)程度の一般的な大きさでと思っておりましたが、OB総会当日およびその後のOBよりの多大な募金(計43名:109,000円)によって、200×300cmもの大きな部旗を製作することができることとなりました。

その後、募金の状況の把握や校章のデザインを用意するなどに時間がかかったこともあり、2003年(平成15年)2月15日に神田の神沢旗店に注文し、3月4日に完成致しました。本来はOB会の代表が学校に伺って正式に手渡すべきでしたが、期末試験等により部活がなく、翌々週には県ダブルス大会が控えていましたため宅急便にて川高宛て送付致しました。

2003年(平成15年)のOB総会で、部旗の正式な披露と会計報告が行われました。OBの皆様のご協力とご支援に深く感謝申し上げます。


   ■部旗会計報告(2003年8月9日)
収入 支出
募金 109,000円 旗制作費 69,221円
【1口1,000円・・・43名】
 
10口×1名/5口×9名/3口×7名
  2口×7名/1口×19名
通信費 12,640円
送付用封筒 1,134円
送料 850円
振込手数料等 630円
収入計 109,000円 支出計 84,475円
収入-支出 24,525円
 
「あのお、高校のクラブで旗をつくりたいんですが、料金表には120×180cmで60,000円ってあるんですが、もう少し安くなりませんか?」
「クラブのはたあ?ああ、応援旗みたいなやつね。値段、そうだね4掛けでいいよ」
「そうですか。ええと、よんがけー?60,000円×0.4=24,000円でいいの」
「そうそう。うちは自分でつくってるから高校のクラブなら、あんま金ねえんだろ?」
こんな電話から始まった旗やのご主人(おじいちゃん)との会話。おかげさまでどんどんサイズも大きくなり、しまいには
「でけえ旗だなあ縫い合わせなきゃできねえぜ。手間かかるから4.5がけで勘弁しろや」「あのお、旗は普段何かにいれてしまっといたほうがいいですか」
「しょうがねえな。じゃあ旗いれる袋もつくってやらあ」
・・・てなわけで商談成立。神沢旗店様ありがとう。

   
 
そして、2003年(平成15年)3月4日、神沢旗店から連絡があり、部旗を受け取りにいきました。
200×300cmの部旗は、バスケットボールのゴールのボードくらいの大きさで、近くで見ると、なんと大きくて立派な「は・た」・・・。
約束していた「ふくろ」も、その場で鮮やかな手際でつくってくれました。
旗の色である「紫紺」は、少し落ち着いてくるとさらにいい色合いがでてくとのこと。
とうとう完成です。